GYARIさんVtuberプロデュース

動画サイトで人気のマルチクリエイターがVtuberの魂を募集 3名がVtuberデビュー!

「Vtuberのゲーム配信が好き!」ならVtuberを募集しよう!

動画サイトで「何でも言うことを聞いてくれるアカネチャン」や「アカリがやってきたぞっ」の動画で有名なGAYRIさん。楽曲制作からイラスト制作、そのふたつを組み合わせたマンガのような動画を制作しているマルチクリエイターです。

そんな彼がVtuberのプロデュース企画を立ち上げて魂(中の人)のオーディションを開催。その結果、3人の新しいVtuberが誕生しました。
クリエイターでVtuberを兼任している人も多いなか、自分ではなく全く別の魂(中の人)を募集したのはなぜなのでしょうか。

応募人数約300名 課題は編集ナシの実況動画

元々Vtuberの配信を観ることが好きなGAYRIさん。2019年の9月に「自分がスタッフだったら音楽やイラスト作成できるのにな」と思ったことから自分がVtuberを作成すればいいと思いつきました。

 

Vtuberのゲーム配信をたくさん見たいし、広めたいGYARIさん。イラストや音楽の素材がほしいVtuber。この二者が手を組むことでお互いがWin-Winの関係になれると考えたGYARIさんは早速、募集開始。

 そこからVtuberの魂の募集をかけたら約300名からの応募が来たそうです。個人で審査をするには多い応募者数です。もちろん、ただやりたいですという意思表示ではなく、応募には課題の提出が必須条件となっています。

その課題の内容は「編集ナシで8分間の実況動画」。8分間もゲームをしながら話すというのは、実際ゲームをプレイしているとわかりますが難しいです。更にそれを面白く喋るということは相当なテクニックが必要となっていきます。
さらに実況だけではなく、この8分の動画にアイディアとキャラクターを伝えなくていけません。そして「編集なし」が条件ですので、撮影前の事前の準備や8分の構成力、とっさのアドリブ力も試されます。そう考えますと、印象に残るような動画を作るのは簡単そうに見えて、とても難しい課題になっていると思われます。

難関を突破した3人のVtuber達

課題の難しさを乗り越え300名から絞られたのは7名。そこからGAYRIさんが面談をし、3名にまで絞りました。この話はGAYRIさんのYouTube配信「GYARIが作る新しいVtuberの進捗報告会」で話されています。

当初は1名だった枠ですが、3名がそれぞれ「おもしろ外国人」「企画力」「ゲーマー」の枠で面白かったという理由から3名のVtuberが誕生しました。
また、彼女達のモデルは、ポケモンのように属性をモチーフにしてデザインをしたようです。

天野 ピカミィ

天野 ピカミィ(あまの ぴかみぃ)さん。モチーフ属性は「雷」の「おもしろ外国人」枠。
外見は黄色のショートに頭に黒いアンテナが1本付いています。服装は、緑のキャミにだぼだぼの白の肩だしトップス黒のミニパンツに、スニーカーというラフな格好になっています。
ハーフで日本語と英語が得意で配信でも積極的に英語を使っていきたいと思っています。
GAYRIさんは放送内で「まだ日本語訳にされていないゲームを遊んでもらえるのではないか。それだとしたら強い」ということもコメントしていました。ただし、どのゲーム遊ぶかは彼女の意志を尊重するとも言っていました。

緋笠 トモシカ

緋笠 トモシカ(ひかさ ともしか)さん。モチーフ属性は「炎」で「企画力」の高い女の子です。
外見は赤い髪にツインテール、頭上には小さな火があり、Twitterではよく風圧なので火が消えて死んでいます。(GAYRIさんが作成した3人はモチーフの物がなくなるとアイデンティティがなくなり死んでしまう設定になっています)服装はへそ出し白パーカにミニパンツとサンダルのスポーティなスタイルです。

企画力の所以は課題動画の際、ゲームではない建築設計ソフトでサザエさんの家をうろ覚えで再現する企画をしたためです。ゲーム実況の中でも唯一建築設計ソフトを実況したのトモシカさんしかいませんでした。

GAYRIさんは「課題的にゲーム実況とは言ったものの、建築設計ソフトさえもゲームとして取り扱う企画力が個人的には高評価」だったそうです。
企画力はここにもとどまらず、GAYRIさんとの面接後にはパワポで企画書を送ってきたようです。この行動力にはGAYRIさんも「企画で人を繋いでくれそうで強い」とコメントしました。

磁富 モノエ

磁富 モノエ(じとみ ものえ)さん。モチーフ属性はまさかの磁力の「磁」。「ゲーマー」枠の女の子です。
外見は黒髪でショートより少し長い髪と左右にU字型のマグネットが付いたカチューシャのようなものを付けています。服装は白いウインドブレーカーのようなトップスに黒いタイツと白いブーツです。
課題の動画はMaincraftの動画でダイヤを探すRTA(リアルタイムアタック)という内容。他にも同じような趣旨の動画はあったようですが、彼女は手際よくプレイし、きちんとタイマーで時間を測りオチをつけました。この作りがGAYRIさんに好評でした。
しかもトモエさんの動画は応募期間の序盤で、その動画を投稿してGAYRIさんの頭に強く印象に残っていたそうです。
ゲームはあまりわからないと言っていたトモエさんですが、「ゲームに対して真面目そう。詳しそう」というGAYRIさんの感想から「ゲーマー」枠になりました。

初お披露目はいつ?

GYARIさんの作成した3人について、わかりやすくするためにグループ名としてVOX MONSTERS略して「VOMS」(ボンズ)という名前になりました。
今後「VOMS」の彼女達はいつ初配信されるのでしょうか。

2月中か3月前半を予定

GAYRIさんによるとLive2Dの進捗は30%。なおピカミィさんにつては、ほぼ完成しているようです。GAYRIさん自身のバンドイベントも3月28日にあるので、体調を崩さない範囲で頑張っていただきたいですね。
配信はまだ始まっていないものの、「VOMS」3人のTwitterは稼働しているので、個性溢れる3人のやり取りを観ているのも楽しいですよ。