フォトリアル型のバーチャルアーティスト「te’resa」がデビュー
バーチャル・シンガーの花譜さんも所属しているKAMITSUBAKI STUDIOから5月29日、バーチャルアーティスト「te’resa(テレサ)」さんがデビューしました。
フォトリアルなバーチャルアーティスト
MY FIRST SONG🌹 I'm te'resa. これが私の声です。"Drippin" Launched on my Youtube Channel.
— te'resa (@virtual_teresa) May 28, 2020
te'resa #01 Drippin'(Official Music Video) https://t.co/zmxKTISZ98#teresa #VirtualAGE #KAMITSUBAKI_STUDIO pic.twitter.com/8a2P4H4xyM
te’resa さんは東京生まれでLA育ちの女の子です。ファッションとカルチャーを深く好み、それに救われてきた17歳です。
バーチャルリアリティの存在を武器に『すべての壁は越えられる』をテーマに世界中に音楽を届けていくそうです。
フォトリアルなバーチャルリアリティモデルは、アニメ絵のようにデフォルメされたモデルではなく、現実の人物写真のような3Dグラフィックの外見をしています。実際に写真や映像を見た人たちの中にも写真だと思っていた人も多いです。
te’resa さんのように音楽活動中心のスタイルは、フォトリアルアーティストとしては国内では初の存在になります。
te’resa さんはどんな歌を歌っているの?
デビューして初めて発表した曲は「Drippin'」。
te’resa さんとアニメーションも2Dイラストと3Dモデルが代わる代わる出てきて芸術的な曲でした。MVのマッドな感じと透明感のあるte’resa さんの歌声が相反していて神秘的な歌でした。
2曲目に発表した「Youthful Strangers -ground zero-」。こちらは1曲目と比べると大人っぽい低音を効かせた曲でした。
また、現実世界の街が映像で出てきて、そこにte’resa さんが本当にいるかのように魅せたMVになっていました。彼女の目が印象に残る一曲です。
どちらの曲もLA育ちなだけあって全ての英語が聞いていて気持ちよかったです。こちらの楽曲は公開後6日間ですでに39万再生を記録しています。
フォトリアルアーティストは他にもいるの?
Vtuber界隈で言えば、なかなかフォトリアルなモデルを見かけないと思います。しかし、日本にはte’resa さんのようにリアルな外見の「バーチャルインフルエンサー」、「バーチャルモデル」や「バーチャルヒューマン」と称される存在もいます。
世界的に存在が認められたのは2017年6月頃、Instagramに現れた「lilmiquela」さん。モデルの他にも音楽活動を行っています。実在の人物にインタビューも行い、多彩な活動をしています。
日本では2018年7月に「imma.gram」さんがInstagramに現れました。他にも多数の「バーチャルインフルエンサー」が次々とInstagramに現れています。
性格は現実世界のカルチャーを好んでいて、Vtuberに通じるものもあります。しかし、活動場所と外見の違いで、お互いのファン層に知られていない印象です。
te’resaさんのこれからの活動はどうなっていくのか
「すべての壁は越えられる」をテーマにしたte’resaさん。「バーチャルインフルエンサー」のように違うジャンルに活動を挑戦していくのか、音楽でリアルの歌手と同じように魅せていくのか。どのような意味で壁を越えてくれるのかがとても楽しみです。
英語が堪能なので、海外のユーザーも楽しめるような音楽活動になったら素敵だと思います。
te'resaさん公式Twitter:@virtual_teresa
te'resaさん公式Instagram:@virtual_teresa
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