少し特殊なライフハックを知っているVtuberを紹介！
文化的で最低限度の生活を送っている人間には家があり、仕事をして普通に寝れる生活を送っていると思います。しかし、自分達にはなかなか考えられない生活をしている人もいるのです。今回は、生活保護や日雇い暮らしの知識を持っているVtuberを紹介したいと思います。
生活保護と虐待について語ってくれるVtuber
ほわほわボイスに薄ピンクの髪と白いワンピース、肉球手袋といった守ってあげたくなるような可愛さがある外見の「なまほしちゃん」。
頭の猫耳のようなものは「生」と「鬱」に分かれており3段階評価でゲージが溜まっていくと不調。ゲージがなくなったら元気な証拠です。
全体的に可愛らしい、その見た目に反して壮絶な過去と現在があるのが彼女の持ち味です。
過去には親に虐待され、現在は持病と生活していけるお金が稼げないため、生活保護を受けながら生活しているという外見からは想像できないバックボーンを持っています。
目標は「納税」
まず、Vtuberになってからの夢は「生活保護をやめて、納税をしたい」というものです。というのも、現在は生活保護で暮らしているためです。
虐待の一部を話した配信では、なまほしさんは淡々と話していました。本当にそういうこともあるんだなと一例を知れましたし、そういう過去がある場合は生活保護を受けても、親への通知や現在の住所は向こう側に届かないようにできると知ることができました。
なまほしさんの配信は生活保護の偏見をなくす配信内容が強いようです。
ある程度貯金もできること、クレジットカードも使用できること、働いていても一定の金額がなければ役所で申請すればちゃんと生活保護が受理されるなど勉強になる部分が多いです。みんな生きててえらい！
雑談の他にもASMRや歌配信もしているので、安心してください。歌配信は普段とは違うカッコイイなまほしさんも見れるのでオススメです。
なまほしさん公式Twitter：@namahoshichan
日雇い仕事の経験を活かした大阪周辺案内
日雇い暮らしの経験を生かした目線での街の案内動画、実際に行っていた自動車組立期間工を語る配信を行う日雇礼子さん。
自動車組立期間工の配信では、当時はどんな面接、仕事だったのか、他にはどんな仕事をやったのかを話していました。どれも経験に基づいた話だったので生々しさがあり、普段は聞くことが出来ない話だで興味深く聞けました。このお話は日雇さんが働いていた当時のことなので現在その仕事が変化している可能性は高いですが、昔のことだから話せるという面もあると思われます。
実際にドヤ（簡易宿所）に泊まる動画では、廊下、水場、部屋まで細かく撮影されていて、利用したことのない人にもわかりやすく伝わりました。普通のビジネスホテルとは設備からして違うのだなとよくわかります。
大阪周辺の探索動画をよく公開している日雇さんですが、その動画には毎回うどんや、丼などの食べ物が出てきます。
その食レポがとても上手なので、こちらのお腹が空いてしまうほどです。
どの動画を観ても「自分って結構いい生活してたんだな」や「生きていることに感謝」など思えてくるので感慨深いです。
日雇礼子公式Twitter：@hiyatoireiko
今回は他の人とは違う生い立ちや暮らしをしていたVtuberを紹介しました。
Vtuberの姿を借りて動画を公開ができるので、顔を出すことなく自分の生い立ちや過去などを話せます。この方たちのように自分の経験を聞いてもらうことで、話し手には癒やしを聞き手には知識を与えることができると喜ばしいですね。
